きっかけ:最高の体調 ACTIVE HEALTH
『最高の体調 ACTIVE HEALTH(著者)鈴木祐』を読んだきっかけはお笑い芸人ドランクドラゴンの鈴木拓さんが著者だと思ったから。(2024年6月11日)
Amazonで「落ち込む」を検索していたら「著)鈴木拓」とレビュー数3000件超えが目に飛び込んできた。「ドランクドラゴンの細い人こんな本書いてんのか!?すごいな!!」ぐらい興奮してすぐ読んだ。
序盤で著者自身が心配性な性格、体質改善したエピソードなどはすべてドランクドラゴンの鈴木拓さんを想像して読み進めた。
読了して他の人の書評を読むとビオフェルミンが紹介されていれば「ドランクドラゴンの鈴木拓さんが腸活のために飲んでいる」姿が浮かんだ。
『最高の体調 ACTIVE HEALTH(著者)鈴木祐』は140件くらいの文献(論文かな?)を基に文明病を改善するための方法が書かれている。
自己啓発本、ビジネス本、心理学書、家庭の医学書などを別々に改善するのではなく、共通項をまとめていっぺんに改善していこう。という感じ。
文明病は近代社会の変化で引き起こされた現代人独自の病。
縄文人にはなかった病。
第1章の23ページから第8章の272ページまでに140件くらいの文献(論文かな?)がある。
これを基に問題点、改善策などが書かれている。なのでスピリチュアルより「エビデンスは?」「ソースは?」が気になる人に読みやすいかも。
さらっと読みたい、改善策だけを抜き取りたい人のために各章ごとに「実践ガイド」がまとめられている。
巻末に参考にした参照文献リストのリンクがある。 https://yuchrszk.blogspot.com/p/1-p_53.html
わたしのメモ
別々の問題の共通項をあぶり出す。
普段ならビジネス書、家庭の医学書、自己啓発本、心理学書で解決してきた別々の問題をまとめる。
その共通項をあぶりだしてまとめて解決しよう。
問題は文明病と言われる近代人にはなかった現代人が生み出した特有なもの。
現代人の問題は炎症と不安
問題解決へのステップは、自分が抱える問題について遺伝のミスマッチを見つけて修正する。
ミスマッチは炎症と不安に分ける。 炎症は鬱・肥満・糖尿病などのことで腸・環境・ストレス、不安は価値・死・遊びで解決。
長寿な人ほど炎症レベルが低い
100歳以上生きた高齢者の炎症レベルは低かった。
炎症が長引くほど不調がひどい
炎症は体が何らかのダメージを受けている状態。
怪我や風邪など一時的な炎症なら問題ないが、アレルギーや感染は長期間になりダメージが大きくなる。
睡眠と炎症、トランス脂肪酸と孤独
内臓脂肪がある限る炎症続ける。 慢性炎症は鬱につながる。
睡眠時間は7時間~9時間を逸脱すると炎症する、何度も目が覚めても炎症する。
近代にはなかったトランス脂肪酸や孤独は新しすぎて人類は対応できず炎症する。
ぼんやりした不安とはっきりした不安
SNSなど見知らぬ人とのコミュニケーション。
不安は記憶力の低下、理性的な判断力を奪い、死期を早める。
ぼんやりした不安は未来の不安、未来を今に近づける。
怒りは行動のパワー
怒り、復讐心、悪意などの感情は個人の生存と生殖の機会を高める。 素早い行動には怒りのパワーが必要。
不安はアラーム機能
心理学ではポジティブな感情よりネガティブな感情が強い。 ネガ1=ポジ6くらい
未来という感覚
現代人の腸はバリアが薄い
腸内細菌の働きで重要な任務は外敵との闘い。
腸内細菌は食物繊維から酪酸(脂肪酸)を生産し、体内へ有害物質の侵入を防ぐ。
リーキーガード(腸管壁侵漏症候群)
腸の細胞に細かい穴が開き腸の粘膜をつなぐ結着細胞が壊れてバリアが破れる。
すると毒素は吸収して炎症して体調不良連発。
とくに疲労が抜けない。
抗生物質は腸内細菌に悪
抗生物質でお腹を壊す人は腸内環境が悪化が原因の一つ。
食品まとめ
腸内環境には発酵食品、納豆、キムチ、ヨーグルト、はちみつ、フルーツ、ベリー類、ぬか漬け、みそ、ザワークラウト。
これらは特有の細菌を持っている、ひとつを食べ続けると腸内細菌の種類が少なくなるので幅広く食べると良い。
サプリに頼るならプロバイオティクス(ビフィズス菌、乳酸菌)を含むもの、ビオフェルミン、ラクトーンA。
アレルギー症状の改善に◎ 他にビオスリーHi錠、Probiotic-3、カルチュエル30ベジカプセル、NOWサッカロミセスブラウディ。
1か月続けて効果がなければ他を試す。
人は環境に影響される
疲れたらこれ
自然は感情をバランスよくする。
感情(喜び、快楽などポジティブ思考)、満足(安らぎ、親切心もポジティブ思考)、脅威(不安、警戒などネガティブ思考)。
都市部では興奮と脅威が活発しやすい。 公園に行く、自然の音(ユーチューブなど)を聞く、自然画像を見る。
孤独だった人に友人ができると寿命が延びる。
良い人間関係に限る。
身近な人たちとの関係悪化で満足機能が活性化しない。
身近なパワースポットは公園
2日に1回くらい公園で散歩、スマホは見ない、持たない。
人間の脳は人間関係構築が苦手 人は見知らぬ人とのコミュニケーションは苦手。
1回のコミュニケーションにつき5人くらいが限界。
同期行動で関係が深まる
全員が近い場所で行い、同じタイミングで同じ行動をする
友情には互恵が必須
好きな相手に利益をあたえること。 いざというときに助け合える仲間。
ダメージは寝て回復
昼寝は40分。
優良ホルモンはメラトニン
インターバルウォーキングのような
1回45分くらいの少しきついくらい運動を週2回。 週4と週2で大差はない。
デジタル断食
スマホ時間が長い人ほど不安が強い。
ネットとSNSは快楽を刺激する。
ぼんやり不安解消法
未来の不安を今に近づける。
未来との不安が近い人ほどストレスに強い。